令和2年の梅雨。 長雨と大雨で全国に大きな被害が発生していますね。
特に九州では甚大な被害となり、報道などを見ていると胸が痛くなります…
大切なマイホームが無くなったり… 大切な方を失ったりと…
雨が降らなければ、生活に必要な水がなくなり生きていけない。
しかし、こんなにも続く長雨や大雨で、人が造った物が壊されてしまう。
雨漏りの解決にも類似している考えなのですが、水道をコントロールするという観点が必要なのだと思います。
氾濫した河川には原因がいくつもあり、想定外の雨量ということも理解できますが、想定外の雨量にも対応できる対策が早急に必要なのだと、強く感じます。
雨漏りは必ず解決できます! 私どもならば必ず。
今回のような甚大な被害を回避する為には、河川の修復や改善には、私ども個人としては役に立ちません。国をあげて予算を組み、尽力していただきたいと、一国民の私として切に願います。
さて、この長雨と大雨で外部作業はほとんど進まない状況です。
今回の内容としましては、この近況で施工させていただいた香川県高松市扇町でのマンション塗装工事の内容を綴ります。
長年メンテナンスをあまりされていなかった建屋ですから、各所各部位の経年劣化や、傷みが著しい状態でした。
ただ、過去にはただの塗装工事をされていたようです
ほんの一部の施工前状況ですが、各所各部位の劣化や傷みがあることが分かります。
因みに、過去は某施設だったということから、大きな排気ダクトが取り付けられており、このようなダクトも撤去致しました。
このような内容も、弊社の場合は自社施工です。
基本的に、弊社はオールマイティな施工が行え、気が付いたことは即対応可能となります。
また、自社施工ができ、自社で施工管理も行えることから、手抜き工事が全くないということが最大とメリットといえるでしょう。
ここで少し綴ってみますが、手抜き工事が発生する理由。
最近では県内でも大手の塗装会社さんがホームページを開設していました。あたかも自社職人さんが多く在籍しているように見えるよう、資格保有者を掲載しています。
しかし、誰が取得しているかの掲載はない。
それは、そちらの会社さんで自社職人さんなど一人もいないからです。
雇用されている資格保有者さんは、施工管理の方々だけ。
自社で雇用していて資格保有者の『自社職人』は一人も雇用していにないからです。
これは、建設会社さんも同じ。
完全自社施工などといった、建設会社さんのホームページを拝見致しますが、結局は下請け業者さんへ依頼して施工をさせるシステムです。
そこで、何故手抜き工事や手抜き内容の施工が発生するのか?
を考えてまいりましょう。
発注する側としては、『いくらで請負してくれますか?』
と、発注する会社もあれば。
『この金額で施工してください』と発注する会社さんがおられます。
『この金額で施工してください』
と、大幅な粗利を発注者へとられ、まとな内容で作業できる金額ではない安い発注金額で発注され、安い請負金額で受注した下請け業者が、利益を追求して手抜きな施工が発生するのです。
まぁ、『安くとも請負する業者がいる』ということが、ごのご時世とてもあぶない環境なんですがね…
訪問販売業者や、どこで調べたのか?ダイレクトに電話をかけてきて、押し売りのような営業をしてくる会社も同様です。
私の自宅にも突然電話がかかってきました。
アルバイトなのか、パートできているような感じでの女性の方からでした。
『〇〇ホーム〇〇〇〇です。外壁の塗装をしませんか?』
弊社専務『いらないです』
『奥様!奥様!少し聞いてください。』
『今ならお得に工事ができますよ』
弊社専務『いらないです』
話す時間が無駄だったということで、余計な会話はしなかったそうです (笑)
上記の会社さんとなると、自宅ではなく、弊社にも電話をしてきて、
『○○ホーム〇〇〇〇です。塗装現場があるのですが、施工してもらえないでしょうか?』
Σ(・□・;)
施工店や施工する自社職人がいないのなら、営業なんかするなよ!
と思い感じた川田でした(笑)
香川県内も、平素よりこんな環境となっているのが実情です。
余談はさておき、やはり自社で施工が行え、自社で施工管理が行え、オールマイティな施工が行える弊社は、一度にたくさんの物件を施工は行えませんが、クオリティには自信がございます。
今回の物件構造は鉄骨造。
壁面素材はALCパネル。
既存壁面塗材はアクリル系リシンの吹付け仕上げでした。
ALCパネルは、各所へシーリング(コーキング)材が充填されており、過去に塗替えをされていた際、シーリングの打替えをされていないことから、各所へ漏水が発生しておりました。
ALCパネルは、シーリング材で止水されているといっても過言ではございません。
この度もシーリングの打替えを行いました。
RC造であればリフリート工事という分類になりますが、ALC素材でもリフリート工事に近い内容で下地処理を行います。
現状、既存壁面ALC板の下処理不足ということで、水さなピンホールが多く目立っておりました。
そこで、今回の外壁塗装での下塗り仕様は厚付け塗装での下塗りと致しました。
中塗り・上塗りと丁寧に塗装。
こちらも外壁上塗り状況
ごくごく当たり前のことなんですが、お客様へご提案どおりに、下塗り・中塗り・上塗りと、手抜きなく塗装しています。
特にマンションやアパートの塗装工事で多いのですが、下塗りを塗装してから、上塗りを1回塗装して終わり!
という内容が多くあるようです。
そうです。手抜き工事ですΣ(・□・;)
天井も2回塗装します!
とご提案しているのに、実際は1回しか塗装せず終わり!
という内容があるようですね…
発注された方は、施工している内容を、よく観察した方が良いですよ。
大手になると、現場監督もグルですからね(笑)
恐ろしや…
今回の外壁塗装では適正な塗膜を形成致しました。
バルコニー部分は、一部ジャングルのように植栽が生え茂っておりました
Σ(・□・;)
スタッフみんなで伐採し、清掃のうえ、シーリングの打替え、外壁の塗装を行いました。
螺旋階段 鉄骨部塗装に関しましては、入念な研磨処理を施し、防錆処理(錆止め)・中塗り・上塗りという工程で施工致しました。
しっかりと細かく施工した鉄部。
曇り空でもピカピカですね。
タンク部も塗装を施し、素材が保護できる適正な塗膜を形成できました。
キャノピー部は現在施工中でございます。
防水工事部は後日投稿したいと思っています。
雨天が続く県内。Paragraph
梅雨時期はあと少しとなりますが、これから台風シーズンともなってまいりますから、貴重な晴れ間にはしっかりと安全対策を行ったうえで、引き続き責任施工を行ってまいります。
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安かろう・悪かろうな工事や業者さんからのうまいお話には、騙されないようご注意くださいませ。